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【2024/05/06 15:55 】

手帳で生活改善
 
 「ウンココロ手帖」を編集した太田真弓さん。「その日の気分と一緒にお通じの記録をつけることで、自分の体や心の状態をよく知ることができます」。薬依存にご用心。
 夏は便秘になりやすい季節だという。汗をかき体内の水分が減るのが理由。仕事のストレスなどで、日ごろから便秘に悩む働く女性にとっては大いに気になるところだ。

 快適に夏を迎えるためにも、今からの「お通じ対策」が欠かせない。(竹之内知宣)

 東京都港区の会社員(28)は、嫌な予感がしながらも、いつもの細めのパンツに足を通した。

 予感は的中した。ぽっこりと張った下腹部のため、ボタンがしまらない。3日以上お通じがなかったためだ。

 便秘薬を飲むか悩んだが、やめた。通勤途中に急にトイレに行きたくなったら、困る。結局、ニットのスカートにはきかえて、イライラしながら会社に向かった。

 食品大手カゴメ(名古屋市)が今年2月、女性約400人に行った調査によると、約45%が便秘で悩み、約1割が4日以上お通じがなかった。

 便秘外来を開設している松生恒夫さんは、「まずは生活習慣の改善に心がけて」と話す 便秘で困ったこと(複数回答)で、最も多かったのが「おなかがぽっこりする」で約67%、「おならが臭くなる」が約49%、「吹き出物ができる」が約32%と続いた。「イライラする」も約17%で、便秘が日中の仕事にも悪影響となっていることもうかがえる。

 便秘の解決法(複数回答)では、「水分をとる」(約45%)、「食物繊維が豊富な食品を食べる」(約34%)などが上位にあがった。

 東京都世田谷区の会社員(30)は便秘歴10年。平日は仕事に追われるため、休日を「便秘対策デー」に決めている。ミネラルウオーターを1日1リットル飲むのは最低のノルマ。パセリやブロッコリーなどの野菜サラダを大きなボウルで食べたりする。「月曜の朝にお通じがあると、気分よく1週間を過ごせるので、それを目標にしています」

 国会議員の秘書をする30代女性は、地方への出張も多く生活が不規則。排便もつい我慢しがちだった。

 しかし、我慢するうちに便意がなくなり、ひどい便秘になってしまったことがあった。だから、いまは我慢しない。出先のトイレでも用を足せるように、携帯用の消臭スプレーを常備。「便意を感じたら、遠慮せずすぐにトイレに行きます。少ないチャンスを逃しません」

  お通じを記録するための手帳も販売されている。名づけて「ウンココロ手帖」(実業之日本社)。編集した太田真弓さんは「便だけでなく、睡眠や食事なども記録できる。自分の生活を見つめ直すことが、快便にもつながります」。

 便秘外来を開く東京都立川市の「松生(まついけ)クリニック」院長の松生恒夫さんが、最近気になるのは、便秘薬の依存だ。

 先日も、20代の女性が、スイカが入ったようなおなかで病院に来た。便秘薬を毎日飲んでいたら効かなくなり、今では1日100錠近く飲んでも排便できないという。

 便秘には、腸の運動機能が低下した場合のほか、ストレスや偏食、過度のダイエットが原因で起こる場合もある。松生さんは「自分だけで判断すると、症状が改善されないばかりか、悪化してしまう場合もある。便秘で困ったら早めに医師に相談してほしい」と話している。

(2007年6月21日  読売新聞)

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