忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

CATEGORY[]
top
【2025/04/21 06:05 】

納豆はご飯に乗せない
 
『永山久夫の食の健康手帖』(マーブルトロン刊)
 
 長寿食や「健脳食」の研究者として知られる永山久夫さんが『永山久夫の食の健康手帖』(マーブルトロン刊)を書いた。永山さんは長寿村の食生活を長年、調査してきた。古代から現代に至る、日本の食文化を研究している永山さんに、長生きパワーをもらえる日本の食品を教えてもらった。

◇   ◇   ◇

 日本人は昔からヤマイモを食べる習慣があります。後に外国からサトイモ(タロイモ)も入ってきました。ネバネバした食べ物に抵抗がない食生活を送ってきたので、納豆を取り入れやすい食文化だったと言えます。

 納豆は、古代人が肩にバッグのようにぶら下げていた稲わら製の苞(つと)の中で、煮豆が発酵して生まれたと推測されています。古代人は苞の中に、海の幸、山の幸のお土産を入れて持ち歩いていました。苞を体にくっつけて運んでいるうちに、煮豆が稲わらの酵母で発酵し、糸を引くようになったのでしょう。納豆の「納」という字は「内側から糸を引く」という意味を持ちます。

 納豆には1グラム当たり10億個の納豆菌が含まれています。1回の食事で食べる平均的な量の30グラム程度だと300億個の納豆菌が含まれることになります。この菌に含まれる「納豆キナーゼ」は血栓を溶かす働きがあります。イソフラボンやビタミンB2などもたくさん含まれています。納豆を毎日食べることによって、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞を防ぐことができるのではないかと期待されています。

 私は全国の長寿村を訪ねています。訪れた村では、長寿者の大部分が納豆を食べていました。納豆をご飯に乗せて食べるのではなく、単品のおかずとして食べている人が多いようです。納豆の中の有用な菌は摂氏70度で死んでしまいますから、熱々のご飯に乗せるよりも、そのまま食べたほうが良いのです。長寿者はさすがに知恵がありますね。

(「日経WagaMaga」より)

[PR]
 ビリーズ・ブートキャンプ

 北京オリンピック

PR
CATEGORY[健康]
top
【2007/05/17 23:03 】
<<ダイエット補助食品 | HOME | たばこの箱>>
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]